活動報告

「宇津木理事長から、新年のご挨拶!」

 皆様におかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

本法人は、2011年6月に設立し、多くの皆様の心あるご支援とご協力により、新たな年を迎えることができました。

お陰様で、昨年8月には、ブラジル・リオデジャネイロで開催された国際オリンピック委員会(IOC)総会において、私たちの悲願でありました、2020東京五輪での野球・ソフトボール競技の復活が決まり、ひとまず、安堵しております。
これも、弊法人の皆様の日頃のご支援・ご協力の賜物であり、改めて、感謝申し上げます。

さて、弊法人としては、昨年も例年同様に、海外に宇津木理事長他、オリンピアンを派遣しての技術指導も展開する等、普及活動を行いました。

一方、国内では、宇津木杯ソフトボール大会の協賛・協力、主に小・中・高校生を対象のソフトボール教室や、新たに、埼玉県で、国内初の知的障害者女子ソフトボールチームの発足に伴い、このチームの活動に協賛・協力することを決め、大会協賛、練習会に宇津木理事長、日本代表選手等を派遣する等、多くの皆様にソフトボールの楽しさを伝えることができました。

しかし、本当の意味の勝負は、これからだと考えています。
そういった意味では、2020年東京五輪での野球・ソフトボール競技の復活という事象に、手放しに喜んではいれないと考えています。

五輪競技復活が2020年の大会だけで終わらず、2024年以降の大会においても継続復活できること、あるいは、日本女子ソフトボール界においては、2020年東京五輪でのメダル獲得は必須であり、更には、一番輝く色のメダルの獲得が望まれ、日本が、世界のソフトボール界をリードし、未来の道標を示さなければいけません。

そのためには、本法人、公益財団法人日本ソフトボール協会においても、国内外における更なる普及活動の継続が要求されますので、引き続き、世界的な野球・ソフトボールの普及・振興に、弊法人の活動を通して、日本からも積極的に協力をしていきたいと考えております。

本年も、従来通り、ソフトボール普及活動の為に、オリンピアン等、元日本代表選手等と、全国を駆け巡り、受講者の皆様と心と心の触れ合いを図り、1人でも多くの皆様に、ソフトボール競技の魅力を理解されるよう、頑張って行きたいと考えておりますので、関係者の皆様の変わらぬご指導・ご鞭撻の程、お願い申し上げます。

皆様にとりまして、この新しい年がより佳き年でありますよう、心からご祈念いたしまして、私からの新年のご挨拶とさせていただきます。